魚好きの夫が満足できるように[魚家]に初めて行ってみた。
カウンターに通される。
目の前には寡黙でごま塩頭の初老の板さん、後方には血気盛んそうな視線の厳しい焼き場さん。
ホテル勤務歴15年の私。そのほとんどを料飲部の営業で過ごしたので調理場がいかに厳しい世界か知っている。
昔の色々な思い込みや失敗などを思い出し、感慨深く黒霧島を呑む。
[大きい海老の海老マヨ]が運ばれてきて「ホンマにデッカい海老やん!口ん中いっぱいで喋れんわ!あはははは!」と海老に負けん位の大きい笑い声をあげる度、板さんがこっち見る、笑笑