タイヤ交換
夫が浮かない顔で言葉少なに帰宅。
夫の愛車。
「右の前輪が摩耗して中のワイヤーが露出して!超危険な状態‼︎ 」と夫が力説するも、私クルマの事はよくわからんの。
「は?タイヤ?4本とも一年くらい前に変えたとこやん?なんでなん?」
なんでも山道はカーブだらけで、曲がる度に前輪に大きな負担が掛かっているとの事。へー、クルマの前輪も大変やな。
夫、速やかにスペアタイヤに変えて、電話でタイヤの発注をして、夕方にはジェームスに向かうと言う。
「てかな!このスペアタイヤでええんちゃうん?どこがアカンの?」
「クルマの事わからん人は、そういう事を言うねん」
「なんで〜?このスペアタイヤのがカッコええやん?カザグルマみたいで。このスペアタイヤはどないしたん?」
「新車の時のタイヤ」
「は?クルマのデザイナーさんが最善を尽くしたタイヤをわざわざ付け変えたんかい?…」
スペアタイヤ、カザグルマか手裏剣みたいでカッコイイやん?
嗚呼、コレは夫のコダワリやねんな!と気づく。コダワリやったらしゃーない。妻もう何も言わずタイヤ交換に同行す。
こんな角度から見たの初めて!